死ぬほどに 生きてよ 今週のお題「わたしの好きな歌」に際して
今週のお題「わたしの好きな歌」
先日「はてなブログがJASRAC管理楽曲の歌詞を掲載できるようになった」ことのアピールが目的のお題設定であることがひしひし感じられますが、普段お世話になっているので前向きに協力していこうと思います。
今回「わたしの好きな歌」のお題をみて何をネタにしようか考えたときに、タイトルにしたこのフレーズが浮かびインパクト十分だと思いました。
flumpool 「MW 〜Dear Mr. & Ms. ピカレスク〜」の歌詞の一節
flumpool 「MW ~Dear Mr. & Ms. ピカレスク~」【PV】
同名の映画「MW」の主題歌にもなってます。
この曲の2サビの最後のフレーズが
心を揺らす叫びだけを抱いて
死ぬほどに 生きてよ
です。
映画主題歌なので印象に残りやすいよう、鋭いフレーズを入れることも意識された結果もあるかなと思います。
インタビュー内容踏まえながら解釈考えてみる
この曲を初めて聴いた当時高校生の僕は「印象的で熱いフレーズだ、自分もそんなスタンスで生きていたい」と思いましたが、冷静に考えると実際かなりしんどいですね。
家にあったインタビューの本で作詞者でボーカルの山村隆太さんがこの曲に込めたメッセージを語ってる一節には
自分が持っている善悪っていうのを人に押し付けるっていうことじゃなくて、自分が何を考えてるか?っていうのは絶対忘れないでいたいなと。そういう気持ちはずっと持ち続けていたいなと思って、それをメッセージにしました (flumpool virginal year MUSICA2月増刊号 より)
とあります。
MUSICA ( ムジカ ) 増刊 flumpool Virginal Years 2010年 02月号 [雑誌]
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(ちゃっかりAmazonさん商品名間違ってますね)
それを踏まえると
「死ぬほど生きることをがんばってよ」
ということよりは
「死ぬほど君自身らしく生きてよ」
という解釈が近いかなと思います(個人の見解)。
歌詞が与える影響
この曲の発売から10年ほど経った今はYoutuberのような存在もあって、多様な価値観のもとに「自分らしく生きること」がかなり前向きなものとして捉えられるようになりました。
そんな背景からこの曲のメッセージはかつてほど刺さらなくなっていると感じます。
逆にいうと当時こういうメッセージに勇気付けられた人達が行動してきた結果、今のような状況になったのかもしれません。
聴いたり歌ったりするとなんか本当にそう思っているような「暗示」が露骨でなく入ってくるように私は思っています。
そんなふうに歌を通じて遠くの誰かを励ましたり勇気付けたりできたら素敵ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
おやすみなさい。