ツイーターを耳に向けたらリスニング環境が改善した話
久々に有益Tips記事。
こんな人向け
・モニタースピーカー買ったけど高域(4kHz以上)があまり聴こえてこないと思ってる人
・モニタースピーカーの配置のヒントが欲しい人
高域が聴こえないのは「スピーカーの質のせい」とは限らない
ここ半年でライブハウスやレコーディングスタジオなど「いいバランスで音の鳴るところ」によく行ってたのでだんだんスピーカーやヘッドホンの性格がわかるようになってきました。
その状態で私のDTMデスクにあるモニタースピーカーFOSTEX PM0.3を聴いていると
「あれ、今まで気づかなかったけどこのスピーカーHi(高域)が弱くないか?」
と気づきました。
その時は「まあそんなに高級品でもないし、そんなもんなのかな」と諦めていました。
ツイーターは指向性が高い
mini用語解説 ツイーター:スピーカーユニットのうち、「高域・高周波を出すユニット」のこと。
ある日Twitterで
「ツイーターは指向性が高いから耳に向けないと高域がちゃんと聴こえないよ」
という記事を見つけました。(出典探したけど見つからず...)
そこで試しにツイーターを耳に向けるようにモニタースピーカーの配置を調整しました。
すると「そこそこちゃんと聴こえる」ようになりました!
「そこそこ」なのはやはり価格なりの質だということでしょう。
それでも「ちゃんとポテンシャルを引き出してやれば、安いスピーカーでもリスニング環境はちゃんとするのだ」と実感しました。
ツイーターを耳に向ける小技「シーサーが耳を見ている」ように配置
今回の記事で一番おいしい情報はここです。
「ツイーターが耳に向くように配置したほうがいい」のはわかっても、ちゃんと向いてるかどうか確かめにくい。
そこで私は沖縄旅行の時に買った小さめのシーサーを使いました。
このシーサーが「耳を見ている」ようにスピーカーの位置を調整します。
こうすることでツイーターがちゃんと耳を向いていることが実感できます!
シーサーでなくても「ツイーター付近に目のステッカーを貼る」みたいなことでも同じことはできるのでアイディアを基に身近なもので代用してみてください。
まとめ
・スピーカーの高域ユニットであるツイーターは指向性が高い→耳にしっかり向ける
・シーサーをツイータの上に乗せてシーサーの視線の先を自分の耳にするとツイーターが耳を向いてることがわかりやすい
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます!
記事で出てきた私が使っているモニタースピーカーはこちら
コーンのインチが小さいこともありkickやBassなどの低域はあまり出ませんが、そんなに大きな音を出さなくてもスピーカーを鳴らしきることができるので集合住宅にお住まいのDTMerにはオススメです。