音感弱者成長記録

音楽制作方面の活動記録。余談記事多め。

Syntorial 全レッスン修了したので改めてレビュー

こんな人向け

・アナログシンセサイザーに興味があるけど使い方わからない人

・Syntorial買おうか迷ってる人

 

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修了記念写真

 

そもそも「Syntorial」ってなに?

「Syntorial」はソフトウェアシンセのひとつです。

LogicなどのDAW上でプラグインとして使うこともできるほか、スタンドアロンでも機能します。

ソフトウェアシンセはMassiveやSerumなど世にたくさんありますが、その中で特徴を挙げるとするなら「懇切丁寧な音作りのレッスンとその演習問題が付いてくる」ということです。

上の画像を見ればわかりますが199レッスンもあります。1レッスンはレクチャー動画1本(2分前後)と演習問題3~6題です。

(一部「On your own」という講師コメントのみのふりかえりレッスンや、「Quiz」という選択問題小テストみたいなレッスンもあります)

 

13800円の価値は充分ある

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今plugin boutiqueで買うなら13800円みたいですね。

セール時は半額くらいになります。

私は悩んだ末、半年前に定価で買いました。

半額の時にで買っても中身は同じなのでもったいない気はありますが、あまり後悔はしてません。

レッスンを終えてみると「1レッスン100円」くらいの価値はあるし、それらが体系的にまとめられているからその工夫も入れて、私が値段をつけるなら「25000円」にします。

 

アナログシンセの音作りに見通しがつくようになる

世ではMassiveやSerumやSylenth1といった定番で強力なアナログソフトシンセがあります。

しかしDTM初心者がそれらを手にしたところで、付属のプリセットから音色を選ぶことしかできないと思います。

プリセットを活用すること自体は悪いことではなくむしろ推奨するべきことですが、「このプリセットの音色、イメージとかなり近いけど少し違うな・・・」という時にどのパラメーターをいじればいいかわからない。

シンセのパラメーターは状況に応じて調節できるものなので、それができないのはもったいないことです。

Syntorialをやっておけば基本的なシンセのパラメーターを体系的に理解することができ、聴いた音やイメージした音を作るのに必要なエフェクトの見当がつくようになります。

 

修了した今、次にやりたいことは「定番から得意なシンセを1つ極める」こと

Syntorialの最終レッスンであったメッセージに

「1つ,2つのシンセをやり込め!(原文は英語なので意訳)」

というメッセージがありました。

Syntorialは価値のあるソフトウェアですが、音色のポテンシャルはMassiveやSerumといった一線で活躍しているシンセの方が上です。

そのため作曲をするには「他の強力なシンセを自分が得意なものにする」ことをした方が有利です。

そうなった今、何にしようか考えています。最近ダンスミュージックがかっこいいなと思うので低音が強いMassiveが有力候補です。

 

まとめ

アナログシンセの真価を引き出せるプレイヤーになりたいなら、Syntorialはやっといて損なし!

 

以上!最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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