音感弱者成長記録

音楽制作方面の活動記録。余談記事多め。

メロやリフの音選びに困ったら 「スケール以内かつアボイドノート以外」から選べ!

こんな人向け

・作曲編曲の途中でメロやリフを作りたいが、どんな音から選べば響きが濁らずに済むのかわからない

・アボイドノートって何か知っておきたい

 

 

この記事からわかること

・「アボイドノート」とは何かがシンプルにわかる

 

・「メロディー」や「ギターリフ」といった「スケール内であれば何の音を選んでも良さそうなフレーズ」も、実はアボイドノートを意識することでより合理的に作れることがわかる

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「アボイドノート」とはコードと半音でぶつかるスケール内の音のこと

半音違いの音(短2度)を同時に鳴らすと不気味さや窮屈さを感じる響きがします。

 

この響きを生み出してしまう音がアボイドノートです。英語のAvoid「避ける」からも「使うのを避けたほうがいい音」ということが伝わります。

 

例えばCメジャーコード(C,E,G)が鳴っているタイミングで「F」や「B」を鳴らすと「EとF」、「BとC」がそれぞれ半音違いの関係で、嫌な響きを生みます。

 

つまりCメジャーコードのアボイドノートはFとBということになります。

 

この2つの音を除いたスケールの音(C,D,E,G,A)からメロやリフの音を作れば「あれ、この場所変な響きがするな」ということが避けられ、作編曲をスムーズに進めることができます。

 

 

 

まとめ

コード構成音と半音違いの音の響き(短2度の響き)を作ってしまうアボイドノートは音選びから除いて考えると、不用意に濁った響きを作らずに済む!

 

 

 

補足

もちろん狙ってそういう響きにしたいときは逆手にとって使ってもいいし、短い経過音として使う分には影響も小さいのでそんなに問題ありません。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!